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〜っぽいスタイル、って何なんだ?? From Editors 2 No. 850 | マガジンワールド

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From Editors 2

〜っぽいスタイル、って何なんだ??

「僕は、ファク・プレッピーだから。」

そういえばおよそ5年前、『ポパイ』がリニューアルしてから程ない頃、ある人からこんなことを言われました。これは『ポパイ』の編集者である僕に対してアンチを表明したということだったようなのですが、カチンとくるよりもなんだか、妙な違和感があったことを覚えています。

そして2018年。
最初の特集でお届けする「スタイルサンプル」特集を見て、読者のみなさんはどう思うのか。とてもワクワクしています。

「紺ブレ」のページがありますが、果たしてこのページをどう読んでもらえるのか。
「まーたプレッピーなことやってるよ」という印象だけなのか。
それとも、全く違う気持ちにもなるのか。

「文化服装学院」vs「多摩美術大学」のスナップ対決的なページ、これは撮影現場のノリが最高でした。
「アントワープのスケーター」の写真が届いた時には、明らかに鼻息が荒くなりました。
先輩たちの若かりし「昔の写真」が揃った時には、「変わってないんだなぁ」と驚きました。
そうやってワッショイワッショイとページを作っていったら、30ページの予定が43ページにまで膨れ上がりました。

モードにも、クラシックにも、プレッピーにもなんでも、ファッションを楽しむのっていうのは、本当にいいですね。
そうした上で、自分のスタイルはどうするのか?

年初めの号で、衣食住の「衣」と「住」を考える特集号です。
新たにコペンハーゲン、ソウル、メルボルン、サンディエゴ、デトロイトが加わり、さらに世界中からのヒントが集まった号になりました。
ご自宅でじっくりと読んでもらえたら嬉しいです。

榎本健太(本誌担当編集)

「スーツ」のページでは、普段スーツを着ない人たちのスーツスタイルを取材。S.E.H KELLYのデザイナーであるポールさんの考え方に目を開かせられました。

多摩美術大学の文化祭で見つけたカルロスくん。スタイルが出来上がってますね!出会った時の興奮が未だに冷めやりません。

https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-850-2/


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