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どんな料理をサッと作れたら、気が利いているだろうか。 From Editors 1 No. 878 | マガジンワールド

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From Editors 1

どんな料理をサッと作れたら、気が利いているだろうか。

「自炊してるんだ」というと「え、節約してるの?」と返ってくることが減ったなぁと思うわけです。仕方なくやるものから、積極的に楽しむものになって、ポジティブな意味合いを帯びてきた。誰が言ったかは知りませんが、”食は人なり”。食べるものに意識的であること、そもそもちゃんと食べること。どちらも男女問わず、今や嗜みになってきたなと感じます。そう、料理はできるできないじゃなく、するかしないか。それに、こんなに楽しいこともないよ! と、料理の特集を作り始めたところ、この騒ぎに。

ここ一ヶ月くらい、#stayhomeタグとともに、たくさんの料理写真を見たと思います。あれ、なんか人柄が伝わるような気がしません?  無加水ポトフ作ってるんだ、とか、おつまみ上手なんだ、とか、そういうお皿使ってるんだとか。それに、久しぶりに料理と向き合った人もいると思いますが、けっこう達成感があるんですよね。当たり前だけど最後は食べれるし、たとえ味がイマイチでも次への知見がたまる。「とても食べられないものができあがってしまったら、カレーにしちゃえばいいのよ!」と言っていたのは、この特集で話を聞いた料理愛好家の平野レミさんですが、そのくらいおおらかな気持ちでやりたいですね。

今までは、外で食べるもの中心というか、おいしくて感じのいいお店や、味のあるメニューを紹介してきた我々ですが、そんなインプットを踏まえ、どんな料理がサッと作れたら気が利いているだろうか。そこをわりと真剣に考えながら作ったこの特集は、いわばポパイなりの料理帖。サンドイッチでもオムレツでもパスタでも餃子でも味噌汁でも、レシピを見ずにできるようになるくらいまで作り込めば、それはある意味、一生ものの財産。このポパイは860円ですが、一生もののレシピがひとつでもふたつでも身につくなら、安い買い物だと思いませんか? 

米山正樹(本誌担当編集)
じゃあ、自分は何ならサッと出せるかを考えたところパッと思いついたのが、マカロニサラダ。僭越ながら作り方なぞまとめると、茹でたマカロニに薄切りにして塩もみしたきゅうりと刻んだももハムを放り込み、マヨネーズと酢、粉チーズで和えたら、ブラックペッパーを多めに挽くだけ。とある居酒屋のマカサラを再現しようと、こうなりました。ポイントは多めの粉チーズ。
使うお酢は、自家製のにんにく酢。といっても、千鳥酢に皮をむいたにんにくをまるっと漬けておくだけ。味にパンチがでるので、塩分控えめでも物足りなさがない。餃子にも合いますよ。ちなみに容器はアウトドア好きには知られるの小さなボトル。口径が広く、にんにくを入れやすいのです。これも、とある飲み屋で教えてもらったもの。やっぱりインプットは大事。



https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-878-1/


先生が教えてくれた、大事なこと。 From Editors 2 No. 878 | マガジンワールド

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From Editors 2

先生が教えてくれた、大事なこと。

新しいことに挑戦するのは、なんであれワクワクするもの。今回の「料理」というテーマも、POPEYEの長い歴史の中で、一冊丸ごとというのは初めて。取材先で見ること、聞くことすべてが新鮮で、特集を作っている僕自身が勉強になることばかりでした。特に印象深かったのが、土井善晴さんと、DJみそしるとMCごはんさん(以下、おみそはん)の対談。「コンビーフはあかんやろ!」と土井先生が開口一番、おみそはんの作った味噌汁をディスったのも衝撃だったけれど、「料理は頭を使って考えたらダメ、心で作るもんやね」という一言に、やれレシピだの、やれ分量だの、細かなことばかりに縛られながら、まるでパズルでも組み立てるように料理をしていた自分が、恥ずかしくなりました。「料理に正解なんてない、自分の好きに任せてクリエイトするものなのだ」。さすがは土井先生! 一言の持つ強さが違うなぁ。

直接取材することがなかなか難しい状況でも、NYやコペンハーゲンの有名シェフ、まるでプロレスラーな、カナダのマッティ・マセソン、俳優のダニー・トレホまで、文明の利器に頼りながら、国内外から集めた料理にまつわるあれこれ。彼らから聞いたたくさんのレシピが載っています。そのまま作ってもいいのですが、できたら自分なりにここはこうしたほうが僕は好きかも? なんてアレンジしながら料理を楽しいんでもらえると嬉しいです。レシピはあくまで地図であって、トリセツではない。対談を通じて、『ベスト・キッド』のミヤギにも、ブルース・リーにも見えてきた土井先生の、「考えるな、感じろ」の精神で、この一冊を片手にキッチンに立っていただけたらと。おみそはんが持っていた、ボロボロに使い込まれた土井先生の著書のように。

また、いつの日か素敵なレストランに行く時のためのブックインブック「GOOD MANNER BOOK」も。絵本感覚で楽しんでもらえたらと、堅苦しいルールではなく、こんな時にどうすれば素敵か? というアイデアを一冊にまとめました。これはテーブルマナーにも、料理にも共通することですが、大事なのは「自分も含め、みんなが心地よいと思うことをすること」。今号に費やした3ヶ月間を通じて、僕が得たこの教訓は、ごくごく当たり前のこと。でも、料理に限らず、こういうことが大事なんだなぁとあらためて。

角田貴宏(本誌担当編集)
編集作業中のある日の朝食。『the Blind Donkey』のシェフ・原川慎一郎さんから、3月号の朝食ブックで学んだ、にんにくをトーストの表面に塗る術を応用し、具をソーセージとからし菜に。スープは鶏ガラスープに、ターサイと溶き卵を。野菜は『SOU FARM』の柳田大地さんの畑で採れたもの。
和食にまつわるあれこれを取材させてもらった、料理家の麻生要一郎さんが、知り合いを中心に作っているお弁当。本誌でも取材した、優しい出汁が聞いた惣菜の数々は、食べて気持ち良くなる。盛り付けも美しく、本誌ではちらし寿司を題材に盛り付けの極意を伺っています。


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-878-2/

POPEYE Cooking Club POPEYE Issue 878 | マガジンワールド

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What is POPEYE magazine?

POPEYE magazine is the “Magazine for City Boys”. The founders printed this on the cover of the magazine when it debuted in 1976. What’s a “city boy”? The term doesn’t appear in the dictionary and no expert panel could define it. So we felt we should explore every aspect of what this “city boy” might be. After decades of debate, it still makes for a topic of lively discussion. It can be a style or a way of thinking. To get an idea of what makes a city boy, read POPEYE magazine.

POPEYE magazineFounded: 1976Type: Monthly (on sale from the 10th of every month)Readership: ages 25 to 35  – and anyone who thinks of himself as a city boyTopics: fashion, food, outdoor activities, travel and life in our favorite cities New York, Paris, London and Tokyo

Inquiries: https://magazineworld.jp/info/faq/

Issue 878POPEYE Cooking Club

It’s neither about being aware of the healthy lifestyle, nor living the high life. It’s more about connecting with our basic instinct: we cook as we simply as we want to. Cooking is, so to speak, a kind of D.I.Y., and there are so many things to learn about, such as how to make a good omelet, what you need to make a miso soup, and ideal ways to cut fruits. With a series of recipes from talented chefs from around the world, you might find it fun to use them for inspiration and make your own dishes, just like coordinating your daily outfits.
Anyway, it’s time to cook! What’s inside:
  • POPEYE Cooking Club: it’s time to start cooking.
  • Nice and Sharp Petit Knives.
  • Why Don’t You Make English Breakfast?
  • What is Sourdough?
  • Good Manner Book.

+ many more regular features, including POPxEYE and popeye notes.


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-english/english-878/

Popeye No. 879 試し読みと目次 | マガジンワールド

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2020 JULY ISSUE 879
CONTENTS

016PROLOGUE
好奇心さえあれば、
どこでもそこは博物館だ。

マイク・エーブルソンさんに話を聞いて、
ものを見る目を鍛える準備体操だ。020特集
GO MUSEUM
僕らの博物館。

ポパイが作った誌上の博物館。
昆虫、宇宙、世界の博物館、ミイラほか。022【COLLECTION】スミソニアン協会、驚異のコレクション。024【MINERAL】鉱物を知ると、カルチャーがもっと面白くなる。026【FROM THE WORLD】世界の展示室から。Pt. 1028【ZOOLOGY】動物標本、下から見るか? 横から見るか?030【PIGEON】ニューヨーカーの鳩図鑑。032【MUMMY】ミイラをスキャンしてみたら。036【HOW EXHIBIT】展示を見れば博物館が見えてくる。038【ASTRONOMY】今夜の多摩川は天体観測日和なのか。040【SPACE & FUTURE】毛利衛さんに宇宙と未来の話を聞く。042【PURE RESEARCH】シュプリームのTシャツをよく見ると……。044【PRIVATE COLLECTION】収集の先に見えてくるもの。046【FOLK CRAFT】そうさ、いつかはミュージアムピース。048【FROM THE WORLD】世界の展示室から。Pt. 2050【CULTURAL ANTHROPOLOGY】三木聡の文化人類学講座。052【ALMOST MUSEUM】もはや博物館な店。054【INSECT】養老孟司さんの昆虫観察記。056【LIBRARY】読む博物館。 060ニッポン博物館列島
北海道から沖縄まで全国48館。
気になる博物館だけの日本地図。 066ぼくの好きな博物館。
こだわりの強い人たちは博物館に行く。
そして、どんどん博識になっていく。 075FINDING DINOSAURS
さあ、恐竜を知り尽くすぞ。

名作映画鑑賞、骨格標本、発掘、歴代博士。
読めば、今日から恐竜博士の仲間入りだ。009POP×EYE!091POPEYE JOURNAL
新連載 大人になるもんか。 聞き手・池田エライザ ゲスト・コムアイ
新連載 ONGAKU 三題噺 松永良平
本と映画のはなし。 米山菜津子
新連載 気分はジャンヌ・ダルク~華麗なる平和活動日誌~ しまおまほ
POP-EYE CINEMA 三宅 唱
新連載 ステイホームショッピング セク山
新連載 MADMEN 滝本 誠
新連載 アセンションプリーズ! TAMURA KING
SING IN ME 坂口恭平099popeye notes 103新連載 TET’S ROOM 西山 徹104続・味な店 特別編 平野紗季子108POPEYE FORUM110東京タイアップデート 大根 仁111青春狂の詩 岡宗秀吾112私のBEST 3 DISHES 上白石萌歌113新連載 のみ歩きノート 牧野伊三夫114日々の事 ピーター・サザーランド116TO DO LIST 118HELLO MY NAME IS…122PICK UP126シティボーイの憂鬱 & 次号予告


※「リリー・フランキーの珍道中絵日記」は都合により休載させていただきます。

https://magazineworld.jp/popeye/popeye-879/

NEXT ISSUE 880 POPEYE 8月号は7月9日発売! | マガジンワールド

街の科学者になってみないか? From Editors 1 No. 879 | マガジンワールド

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From Editors 1

街の科学者になってみないか?

ノア・バームバック監督の映画『イカとクジラ』(2005年)で、主人公のウォルトが見に行く自然史博物館の“ダイオウイカとクジラの決闘”。映画のタイトルにもなるこの展示が、“行動展示”という手法で作られていることを、今回の取材を通して知りました。博物館ってやつは、見方や歩き方を知るとものすごく面白くなります。ただの観光スポットではありません。知識を深めてくれる先生でもあり、アイデアの源でもあり、壮大なエンターテイメント施設でもある。一方で、さまざまな謎を解き明かす研究機関でもあります。アメリカのスミソニアン協会なんて、ジョン・ウォーターズがヒゲを描くのに使っていた〈メイベリン〉のライナーまで集めているのですから、収集することへの情熱はちょっと僕らの想像を越えています。
博物館だけでなく、ものを見ることに長けた人たちへも、たくさん取材をさせてもらいました。何かにこだわる人というのは、決まって博識です。〈ポスタルコ〉のマイク・エーブルソンさんには巻頭でインタビューをさせていただきましたが、あらためてこの人は街の科学者だ。そう確信しました。そんなマイクさんもずっと博物館好き。京橋のお店の近くには、博物館の原初の姿をコンセプトにした〈インターメディアテク〉があります。解剖学者の養老孟司さんは、小さなゾウムシの観察を続けることで、地理学でも分かっていない日本の成り立ちの秘密にまで行き着いてしまっていることを、昆虫観察記として書き下ろしてくださいました。ものを見るとはこういうことだ! と言われているような気がする、ものすごい文章でしたのでぜひご一読いただきたい。
とりとめもなく書いてしまいましたが、好奇心と探究心を存分に刺激してくれるのが博物館だと思います。行けば行くほどものを見る目は鍛えられ、博識になっていきます。そのうち、あなたもまちの科学者の仲間入りです。お休みしていた世界中の博物館が再び動きはじめようとしている今、ガラスケースの中の展示物に目をこらして静かな興奮を味わってみてはいかがでしょうか?
まずはトレーニングのつもりで、ポパイの誌上博物館をどうぞ!

矢野一斗(本誌担当編集)
ニューヨークの自然史博物館のは模型でしたが、ロンドン自然史博物館のシロナガスクジラは骨格標本です。エントランスに巨大な展示物があるのも、実は博物館が入念に計算してのこと。詳しくは特集内「世界の展示室から」をご参照ください。写真は昨年の夏のもの。
同じくロンドン自然史博物館の宝石の展示。A24が配給したNetflix作品『アンカット・ダイアモンド』を観てから、鉱物も他人事ではなくなりました。


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-879-1/

本当の恐竜の姿は誰にもわからないからこそ。 From Editors 2 No. 879 | マガジンワールド

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From Editors 2

本当の恐竜の姿は誰にもわからないからこそ。

雨のジャングルに取り残された1台のツアービークル。ふと、ダッシュボードに置かれたコップを見ると、中に入った水がわずかに揺れる。やがて振動は徐々に大きくなり、地面を揺らす足音とともに巨大なティラノサウルスが現れて−−−。多くの人に強烈なインパクトを残した、映画『ジュラシック・パーク』の名シーン。ティラノサウルスといえば、いまだにこのシーンが頭に浮かぶという方も少なくないかもしれません。ところが映画の公開から20年以上経ったいま、あの獰猛で凶暴なティラノサウルスは、実はチョコボのようにふわふわの羽毛で覆われた姿だったかも? なんて説が出てきているというのです。
「恐竜の世界は本当のことがわからいから面白い」とは、今回取材をさせていただいた恐竜学者の小林快次先生の言葉。僕たちが子供のころに図鑑で見た恐竜の姿は、あくまでその当時「一番可能性が高かった姿」であって、新しい発見や学説が登場するたびに、恐竜の姿はどんどん変わっていくのだといいます。そんな恐竜のいまを知り尽くしたくて、今回のポパイの誌上博物館では、まるごと恐竜づくしの“”別館“を作ってしまいました。
『ジュラシック・パーク』を古生物学者と一緒に観たら、今まで気にしていなかったシーンに実は大きな意味があることがわかったり、国立科学博物館では恐竜の骨格標本を見るときのコツを教わったり、プロの化石ハンターには、発掘現場は事件現場と一緒なんだと教わったり、名門大学で古生物学を学ぶ博士の卵たちにも話を聞いてみたり……。恐竜について知れば知るほど面白いのは、恐竜の姿形にはすべて、「なぜそうなったのか?」という物語があるから。NYのアメリカ自然史博物館でも、ワシントンのスミソニアン自然史博物館でも、もちろん上野の国立科学博物館でも、恐竜の骨格標本はいつだって博物館の主役です。今月のポパイを読めば、その見え方がきっと変わるはず。もしかしたら、プロの研究者と同じように、化石の向こうに“生きた恐竜”の姿が見えるようになるかもしれません。

柳澤耕平(本誌担当編集)
こちらは取材をさせていただいた国立科学博物館のティラノサウルスの骨格標本。さて、ここで問題です。ティラノの目はどこでしょう? 一番大きな穴じゃありませんよ。答えは本誌で!


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-879-2/

GO MUSEUM POPEYE Issue 879 | マガジンワールド

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What is POPEYE magazine?

POPEYE magazine is the “Magazine for City Boys”. The founders printed this on the cover of the magazine when it debuted in 1976. What’s a “city boy”? The term doesn’t appear in the dictionary and no expert panel could define it. So we felt we should explore every aspect of what this “city boy” might be. After decades of debate, it still makes for a topic of lively discussion. It can be a style or a way of thinking. To get an idea of what makes a city boy, read POPEYE magazine.

POPEYE magazineFounded: 1976Type: Monthly (on sale from the 10th of every month)Readership: ages 25 to 35  – and anyone who thinks of himself as a city boyTopics: fashion, food, outdoor activities, travel and life in our favorite cities New York, Paris, London and Tokyo

Inquiries: https://magazineworld.jp/info/faq/

Issue 879GO MUSEUM

Did you watch ‘Uncut Gems‘ on Netflix? It’s a drama based on a piece of black opal and is set in NYC; the film made me realize that minerals have this magical power which can drive humans to madness, and the jeweler, played by Adam Sandler, is such a great example of that.
On the other hand, my stories about the objects of nature are rather more basic and a lot humbler: I was amazed by the geometric pattern on sea shells, I used to be so curious about the seeds on the ground and pebbles along the rivers and I even thought about the left-over bones from a KFC.
The world is full of mysteries. If we dig into the ground, we may find some dinosaur bones or ancient ruins. If we look up at the sky, there will be the Mars probes running somewhere far away in the universe.
What I’ve realized is the wealth of museums. There is everything in there. Although I have to admit that some museums (exhibitions of dinosaurs) were pretty boring when I was a kid, I now realize they are actually filled with treasures, and there are so many things that we could learn from them.
This edition is a special exhibition from us, filled with objects and topics that we truly love. No ticket needed, just turn the pages! What’s inside:
  • Great Collections from the Smithsonian Institution.
  • Why Don’t You Learn about Minerals?
  • My Favorite Museum.
  • Finding Dinosaur.

+ many more regular features, including POPxEYE and popeye notes.


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-english/english-879/


Popeye No. 880 試し読みと目次 | マガジンワールド

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2020 AUGUST ISSUE 880
CONTENTS

016いつも心にギンガムチェックを。
ポケットには文庫本を。

あー暑いなぁ。太陽が寝ぼけてるうちに早起きしてさ、海に本でも持ってくか。028特集
SUMMER
READING 2020
ポパイの読書案内。
029ポパイのサマーリーディング・
リスト 30冊。

夏休みの課題図書、って苦手だった。
もっと正直に選びたかったんだ。034夏に読みたい本。
読書は自分と向き合う一人旅だけど、友達のススメで出合う本もお宝かも。044Think Week やってみよう!
忙しさにかまけて“積ん読”したままの君、この夏はビル・ゲイツの真似しない?054もしあの子の実家が
本屋だったら。

本屋に行くのは、そこに本があるから。
それだけなわけ、ないじゃん。042-043,
052-053,
058Reading Style Sample059Summer
Reading Times

このページはずばり、「本の新聞」だ。
全88冊。旬な良書はここで見つけよう! BOOK in BOOK
ブックストアでまた待ち合わせ
片岡義男/町屋良平/荒内 佑(cero)/
野村訓市/松田青子/岩井勇気(ハライチ)/
くどうれいん
ポパイ謹製・スペシャルな7人による
書き下ろしエッセイ集。剥がして読もう。007POP×EYE091POPEYE JOURNAL
大人になるもんか。 聞き手・池田エライザ ゲスト・崎山蒼志
ONGAKU 三題噺 松永良平
本と映画のはなし。 温 又柔
気分はジャンヌ・ダルク~華麗なる平和活動日誌~ しまおまほ
POP-EYE CINEMA 三宅 唱
ステイホームショッピング セク山
MADMEN 滝本 誠
アセンションプリーズ! TAMURA KING
新連載 聞こえるニューヨーク HEARD ON THE STREET PETER ARKLE
083popeye notes87TET’S ROOM 西山 徹088SING IN ME 坂口恭平089のみ歩きノート 牧野伊三夫090新連載
二十歳のとき、何をしていたか?
第1回 千原ジュニア092続・味な店 平野紗季子094POPEYE FORUM096東京タイアップデート 大根 仁097青春狂の詩 岡宗秀吾098私のBEST 3 DISHES 大竹 聡099T-SHIRT TO WATCH 映画とTシャツと私
新連載 野村訓市100日々の事 ピーター・サザーランド102TO DO LIST104HELLO MY NAME IS…108PICK UP110シティボーイの憂鬱 & 次号予告


※「リリー・フランキーの珍道中絵日記」は都合により休載させていただきます。

https://magazineworld.jp/popeye/popeye-880/

NEXT ISSUE 881 POPEYE 9月号は8月6日発売! | マガジンワールド

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特集・インターネット再入門

家にいる時間が長かったもんだから最近は“観る”のも“買う”のもネットばかり。
海外作家のHPで売ってた気の利いたグッズの話だとか、英語サイトがスイスイ読めるようになった
翻訳アプリの発見についてだとか。もう、気分はすっかりオンライン。

https://magazineworld.jp/popeye/popeye-next-880/

サマーリーディングとうなぎ。 From Editors 1 No. 880 | マガジンワールド

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From Editors 1

サマーリーディングとうなぎ。

サマーリーディング、というのはアメリカじゃ当たり前の習慣だし、日本でも夏に本屋に行くと文庫なんかの大きなフェアをやっていますよね。
学校では夏休みに課題図書が出るし、「夏は本を読もう!」っていう空気が当たり前のように漂ってくる。

「夏はうなぎを食べよう」っていう土用の丑の日も似ていて、あれも当然のような顔してうなぎ屋さんとかコンビニにポスターが貼られたりしている。
これは江戸時代の学者・平賀源内が発案した広告キャンペーンみたいなものっていう説が有名で、夏に売れないと嘆く鰻屋から相談を受けて「本日丑の日」というコピーを掲げたら大繁盛したとか。
尾びれ背びれがついて、精力をつけようとかなんとかで、夏にうなぎを食べるのはいいことだ、ってことになっている。

じゃあサマーリーディングはいつ、どこで、どうやって始まったのか?
僕たちは誰のせいで読書感想文を書かなければいけなかったのか(笑)。
そんなことわからないまま、今回は“読書の夏”に思いっきり加担する特集を組みました。
(誰か、正確に知っている人がいたらぜひ教えてほしいです)

でも何であれ、よくわからないけど毎年必ずやってくるこの“夏の気分”っていいもので、
うなぎは脂がのった旬の冬に食べるのが通だけど、夏にだって妙に食べたい。
本なんて季節を問わずに読みたいってのが本筋かもしれないけど、この夏の空気に流されたっていい。
気分に乗って、いつもなら読まないような本を手にとってみたり。
それが意外にも自分にとって良書だったりしたらだいぶツイてますね。

気分に身を任せられる習慣っていうのは軽やかでいいなと思うし、サマーリーディングもいい習慣・いい文化だなと思います。
今回は特集を作った勢いに任せて、急遽、限定の「POPEYE SUMMER READING Tシャツ」も作りました。
全国7つの書店が先行しますが、販売方法も調整中ですので、また近日SNSでお知らせします。

榎本健太(本誌担当編集)
ドイツの哲学者・ショウペンハウエルは著作の『読書について』で、読書をするということは自分で考えなくなることだ、といったこと述べています。ただ読むだけなら、そうかもしれませんが、ビル・ゲイツが習慣にしているThink Weekは、1週間くらい日常から離れてひたすら本を読み、考えるものです。本誌では俳優の池松壮亮さんなど6名の方が実践。どんな本を選び、何を考えたか。
これは片岡義男さんの著書『ブックストアで待ちあわせ』。ポパイで70年代〜80年代にやってくださっていた連載の中から、アメリカの本についてだけ抜き出して編んだエッセイ集です。今回の付録ブックレット『ブックストアでまた待ちあわせ』には、片岡さんなど7名が書き下ろしのエッセイを寄稿してくれました。


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-880-1/

読書スイッチ、どこにあるんだろう。 From Editors 2 No. 880 | マガジンワールド

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From Editors 2

読書スイッチ、どこにあるんだろう。

動画が気軽に楽しめるせいで読書離れしていたのですが、好きな本について語る人たちを目の当たりにして、読書スイッチが久しぶりに入りました。
ラッパーの田我流さんが車谷長吉の『赤目四十八瀧心中未遂』の感想として「暗黒を見に纏った人間の心の中が覗けます」と語るのを聞き、守備範囲に入っていなかったこの本を読みたくなったり、レディ・ガガがリルケの言葉をタトゥーにしているのを知り、どれだけ面白いんだ! と初めてリルケに興味が湧いたり。
自分が求めていたのはベストセラーや名著などではなく、誰かが偏愛している本だったようです。他にも、世界文学を集めまくっている福岡のカフェ『ajiro』やポストモダン文学マニアの映画監督、アレックス・ロス・ペリーの話など、この特集には読書スイッチを押してくれる記事がたくさん詰まっています。読書家の人は放っておいても本を読むと思いますが、自分のように「本は好きだけど、まぁ、とりあえず今はいいか」と思っている人たちが「今年の夏は本と向き合ってみるか」という気分になる一冊になっています!

宮本賢(本誌担当編集)
巻頭ファッションページは文庫本をポケットに入れて1日中読書をする男の子を撮影。どこでも本を読んでしまう人を見ると、読書スイッチが入るかも。
話し上手な7人に3冊の愛読書を紹介してもらった『夏に読みたい本』では、俳優の柄本佑さんが登場。「もはや読もなくてもいいかも」と思うくらいあらすじと読みどころを話してくれたが、それだけ熱量を持って話せるということはよっぽど面白いんだと気がつき、結局、自分で読みたくなった。


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-880-2/

SUMMER READING 2020 POPEYE Issue 880 | マガジンワールド

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What is POPEYE magazine?

POPEYE magazine is the “Magazine for City Boys”. The founders printed this on the cover of the magazine when it debuted in 1976. What’s a “city boy”? The term doesn’t appear in the dictionary and no expert panel could define it. So we felt we should explore every aspect of what this “city boy” might be. After decades of debate, it still makes for a topic of lively discussion. It can be a style or a way of thinking. To get an idea of what makes a city boy, read POPEYE magazine.

POPEYE magazineFounded: 1976Type: Monthly (on sale from the 10th of every month)Readership: ages 25 to 35  – and anyone who thinks of himself as a city boyTopics: fashion, food, outdoor activities, travel and life in our favorite cities New York, Paris, London and Tokyo

Inquiries: https://magazineworld.jp/info/faq/

Issue 880SUMMER READING 2020

“Summer reading” is a custom which literally means to read books in the summer. It’s common in the states, and people there including some renown figures, such as Bill Gates and the former president Obama, share their own list of books before going on vacation.
In Japan, on the other hand, when we were in school we were assigned a particular book by the school to read and write reports on for a writing competition every summer, which was just so depressing.
Based on this unpleasant experience, I’ve come up with this question: should we be forced to be read books? Life is short, and there are so many choices to make on your own. We don’t want to read books that are designated by someone else. We, instead, should choose what we read, books that are so fascinating, some have a profound effect on us and we cannot stop thinking about them, ending up with reading them again and again.
In this edition we explore the world of reading with you. First, why don’t you check out the reading lists by the editorial staff? What’s inside:
  • 30 Books from POPEYE.
  • What We Want to Read in Summer.
  • Let’s “Think Week”.
  • Summer Reading Times.

+ many more regular features, including POPxEYE and popeye notes.


https://magazineworld.jp/popeye/popeye-english/english-880/

POPEYE SUMMER READING 2020 限定Tシャツ ウェブで受注販売します! | マガジンワールド

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POPEYE
SUMMER READING 2020
限定Tシャツ ウェブで受注販売します!

サマーリーディング、というのはその名の通り、「夏に本を読もう」という習慣だ。
アメリカなんかじゃ当たりまえのカルチャーで、
ポパイもこの夏は読書の特集を作ったけど、
正直、本なんてのは季節を問わずいつだって読みたい。
でも、白いTシャツはよく晴れた暑い夏の日に着ると気持ちがいい。
夏になると感じのいいTシャツが欲しくなるのは確かで、
今回はポップでクールなグラフィックがアメリカから届いたから大急ぎで作りました。

フロントのイラストはNYのイライジャ・アンダーソン(instagram: @spacehose)によるもの。
Book Worksのグラフィックをやってるから彼のことを知っている人もいるでしょう。
本誌・特集の扉絵も描いてくれました。

バックの襟元には小さく「P」ロゴ。
『SOUVENIR SHOP POPEYE』お馴染みのレーベルタグもついてます。

肝心のボディは、日本が誇るTシャツファクトリー・久米繊維のもの。
ここの生地は質がいい。
やや太めの糸を丁寧に紡ぎ編み立てていて、洗い混んで味わいを増すのだそうだ。
今回のものは、やや厚め。でも軽くて滑らかな風合い。
身幅はゆったり。その上、脇に縫い目がなく丸胴だ。
肌触りがいいから、着ていて気持ちよく、気にならない。
これなら読書に集中できる! かもしれない。

パッケージは“Made in Japan”感たっぷりの、久米繊維・特製のもの。
これにTシャツと、今回新しく作った「P」ロゴ・ステッカーも1枚おまけで入れます。

いつもほんとうに限定数しか作れないのだけど、せっかくなんだから今回はなんとかできないかと思い、受注生産にしようと決めました。
だからいつもよりは多めに作れるのですが、それでも限界はあるので、受注期間は限定、そしてボディの在庫などの関係で各サイズ一定数に達したところで売り切れとなります。
また、より多くのみなさんに着て頂きたいので、ご購入はおひとり様・2点までということでお願い致します。
もろもろ、どうかご理解ください。

ご発送は7月末になり、8月初旬にはお届けします。(発送は国内のみです)

information

  • 受注期間 :
    7月16日(木)12:00〜7月19日(日)24:00
  • お届け予定日 : 〜8月初旬
  • 商品型数 : 1型
  • カラー : ホワイト
  • 素材 : 綿 100%
  • サイズ :
    S  身丈66cm 身幅49cm
    M  身丈72cm 身幅52cm
    L  身丈75cm 身幅55cm
    XL 身丈77cm 身幅58cm

    ※ 綿ニット素材の特性で多少の違いが出る場合があります。

  • 価格 :
    ¥5,995 + 送料・全国一律¥520(ともに税込)
A:身丈 B:身幅


※ Caution ※

雑誌作りの中から、思いつきで飛び出したTシャツです。いろいろと服の専門店のようにはいかないかもしれませんが、どうかご容赦ください。

  • お支払い方法は、クレジットカード(Amazon payもご使用いただけます)のみとなります。
  • ご購入はおひとり様・2点まででお願い致します。
    「同じサイズを2点」、「サイズを変えて1枚ずつ・合計2点」というのは、OKです。
  • 受注生産なのでいつもより多く作れますが、あくまでも思いつき・限定期間での生産です。
    ボディの在庫など諸般の関係で、各サイズ・一定数に達したところで売り切れとなります。
    ご了承ください。
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    https://magazineworld.jp/popeye/summer-reading-2020/

    自分が似合うのはスーツなのか……? From Editors 2 No. 874 | マガジンワールド

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    From Editors 2

    自分が似合うのはスーツなのか……?

    お洒落になりたいというより、似合う服が知りたい。
    そんな人にこの特集はオススメです。
    が、「こうすれば服が似合うようになる」といったルール的なことは一切書いていません。
    書けるものなら書きたいのですが「幸せってなんだ?」という問いと同じように、人によって形が違うから答えが書けない!
    ということで、今年は4年ぶりに日本全国をまわって服が似合っているシティボーイをたくさん撮ってきました! 申し訳ありませんが、見て感じてくださいということです。
    そこには、服に無頓着な人もいれば、毎年新作を買う人もいるし、ズボンの裾を数センチ単位で計算している人もいれば、逆に裾がボロボロという人もいます。
    統一性はまったくないけれど、みんな服が似合っていてかっこいい。
    ひとつ共通しているのは「この服だからかっこいい」のではなく、「この人だからかっこいい」ということ。
    音楽に熱中していたり、好きな野球チームのキャップを毎日被っていたり、スケボーがめちゃくちゃうまかったり。
    理由は人によって違いますが「君にその格好をされたらなにも文句を言えないよ」と思う人たちばかりです。
    そうやってスナップする日々を過ごしていると、もちろん「果たして自分はスナップされるのか」と考えます。
    そのマインドでクローゼットを覗くと、影響を受けているわけでもない映画「時計仕掛けのオレンジ」のTシャツを発見。
    それを着て、今回のスナップハント目線で自分を審査すると「大学生の頃になんとなく憧れて買って惰性で着ているただのボーイ」ということで、似合ってない判定。
    パッと見、本当に「時計仕掛けのオレンジ」が好きかなんてわかりませんが、自分には嘘をつけません。自信のなさがちょっと漏れてしまったようです。
    別に影響を受けていない映画のTシャツを着るのがいけないわけではないですが、そうやって、あらゆる角度から「この服は本当に自分に似合うのか」を問いただすのは、大事なことだと改めて気がつきました。
    相変わらず「こうすれば服が似合うようになる」といったルールは見つかりませんが、好きなことに正直な人ほど、服が似合っている人が多いことは確か。
    ショッピングもいいけれど、まだまだ外は寒いし、自宅にこもって好きな映画や音楽を見つめ直すことから始めるのもひとつの手段かもしれません。
    と言いながら、昨年ハマった漫画が『サラリーマン金太郎』だったことを思い出して、その記憶を消そうとしている自分がいます。僕が似合うのはスーツなのか……?

    宮本賢(本誌担当編集)
    シティボーイたちを、行きつけのお店や美術館で撮影した『近所のシティボーイ』の一コマ。彼は17歳のスケーターのヒョウくん。ジーンズの裾がボロボロでそれが妙にかっこいいから、真似をしたくなったけれど、スケボーがうまい彼だから許されることだと気がついた。アブナイアブナイ。


    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-874-2/


    Popeye No. 881 試し読みと目次 | マガジンワールド

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    2020 AUGUST ISSUE 880
    CONTENTS

    018特集
    インターネットで何してる?
    SNSはもちろん、買い物、動画、調べもの。普通に使いすぎてて考えたことなかったけど、あらためて。020LET’S SHOP ONLINE
    基本は店に行って買いたい派。でも今の世の中、オンラインで買うべきものもあるのだね。040平野紗季子の
    お取り寄せYouTuberへの道

    夏休みの課題図書、って苦手だった。
    もっと正直に選びたかったんだ。034夏に読みたい本。
    アイスクリームに老舗の中華、サマーヌードルにフルーツパイ。動画も作ったよ!044インターネットの25年史
    思えば遠く来たもんだ。1995年から2020年までを駆け足で。時代ごとの証言つき。052HIMAA’S INTERNET LIFE
    検索では辿れない、ネット上のアイロニー&ユーモアを。アートワークとともに。054INTERNET FIELDWORK
    気になるトピックを全世界から。やっぱり会って話を聞くのって大事。リンチも登場。059L.O.V.E.
    V.O.D.

    31人のすすめる配信動画153。
    高良健吾/夏目知幸/日向山葵/柴田聡子/
    金原ひとみ/前野朋哉/ゲットー・ハリウッド/
    村上虹郎/塩塚モエカ(羊文学)/ヨシダナギ/
    河村康輔/原川慎一郎/工藤 弥/廣瀬 純/
    永岡裕介/夏帆/ANI(スチャダラパー)/
    マヒトゥ・ザ・ピーポー/Mars89/三宅 唱/
    ジョー・タルボット/ダニエル・シャイナート/
    大根 仁/井桁弘恵/北村紗衣/カナイフユキ/
    草野なつか/ダースレイダー/西田征史/
    大島依提亜/かたせ梨乃007POP×EYE107POPEYE JOURNAL
    大人になるもんか。 聞き手・池田エライザ 
    ゲスト・市川染五郎
    ONGAKU 三題噺 松永良平
    本と映画のはなし。 清水 玄
    気分はジャンヌ・ダルク~華麗なる平和活動日誌~ しまおまほ
    POP-EYE CINEMA 三宅 唱
    ステイホームショッピング セク山
    新連載 Bonjour Paris ラムダン・トゥアミ
    アセンションプリーズ! TAMURA KING
    聞こえるニューヨーク HEARD ON THE STREET PETER ARKLE115popeye notes119TET’S ROOM 西山 徹120SING IN ME 坂口恭平121のみ歩きノート 牧野伊三夫122二十歳のとき、何をしていたか?
    第2回 松重 豊124続・味な店 平野紗季子126POPEYE FORUM128東京タイアップデート 大根 仁129青春狂の詩 岡宗秀吾130私のBEST 3 DISHES アイクぬわら131T-SHIRT TO WATCH 映画とTシャツと私
    野村訓市132MADMEN 滝本 誠133こんな仕事があったのか134日々の事 ピーター・サザーランド138TO DO LIST140HELLO MY NAME IS…144PICK UP146シティボーイの憂鬱 & 次号予告


    ※「リリー・フランキーの珍道中絵日記」は都合により休載させていただきます。

    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-881/

    NEXT ISSUE 882 POPEYE 10月号は9月9日発売! | マガジンワールド

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    特集・ベーシックな服、どう選ぶ?

    無地のスウェットを選ぶなら綿100%だと決めている人もいれば、テロッとした感触が好きでポリ混ばかり着ている人もいる。シンプルな服でも選ぶポイントって実はいろいろあるよね。秋冬のファッション号はベーシックな服選びの中にある“こだわり”についてのお話。

    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-next-881/

    改めて、インターネット。 From Editors 1 No. 881 | マガジンワールド

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    From Editors 1

    改めて、インターネット。

    みんなネットで何をしてるんだろう? この特集を作り始めたのはそんな疑問からでした。SNSも買い物も映画も友達とのやりとりも、それこそ当たり前のように使っているわけですが、何が面白くてみんな日々使っているんだろう、ってことは改めて考えたことがなかった。

    何をしたかといえば、世界中から探したオンラインショッピングカタログを作ってみたり、便利なだけじゃないオンラインストアを取材したり、フードエッセイストの平野紗季子さんと夏に食べたいサマーフードをお取り寄せしたり、身のまわりの人の使い方を聞いたり。ポパイなりにインターネットの面白みを探してみました。紙の雑誌ということもあり、ほとんどの企画にQRコード(1994年に日本の企業が開発した技術で意外と歴史がある)をつけています。

    ちなみにこの号の発売日は8月6日。今から29年前のこの日、スイスのアルプスで世界を変える技術が発表されました。今こうして、このテキストブログを読んでいるのに使っているWWW(ウェブ)です(その前年に技術自体は誕生していましたが)。開発したのはティム・バーナーズ=リー博士。2012年のロンドン五輪開会式に登場したのでそこで見たことがある人も多いのではないでしょうか? でも、当時はまだ一部の大学や専門機関しかその技術を知っておらず、一般の人はウェブはおろか、インターネットの存在すら知らなかったというから驚きです。1993年にブラウザ「Mosaic」が発表され、1995年に「Windows 95」が発売されることでいよいよ世界はネットワークで繋がり、文字通り「インターネット」になりました。そんなインターネットの誕生と1995年から現在までのインターネット史をまとめた企画「インターネット25年史」もあります。と、ここで自分の話で申し訳ないのですが、Windows 95が発売されたその年に僕は生まれました。この年表企画は、まるで自分の成長を追っているようで感慨深く(笑)。2001年(当時幼稚園年長)、「1000 songs in your pocket」をキャッチコピーにiPodが発売されます。「あんな小さな箱に1000曲も入るなんて!」と衝撃だったことでしょう。僕が初めて買ったのは確か、2009年(当時中学2年生)のiPod nano。TSUTAYAでCDをレンタルしまくりました。GReeeeNのCDだったかな? それからたった14年後(!)、2015年(当時大学2年生)には音楽専用デバイスは姿を消し、定額で数百万曲が聴き放題のApple Musicが発表されます。ものすごい技術進化のスピードです。日本では2008年(当時中学1年生)に発売されたiPhoneの発売がその進化を決定づけたのだなと、年表を作りながら感じていました。

    高校生1、2年のころ(2011〜2012年)が、ちょうどガラケーからスマホへの移行期でした。僕も高校1年生のときはガラケーを使っていて、「ホムペ」を作って友達と相互リンクさせる、なんてことをしていた気がします。今見たら恥ずかしくなってしまうんだろうな(笑)。高校2年生になるとスマホを使う友達が増えていきました。修学旅行の写真はその友達がiPhoneで撮っていたので、まだガラケーだった僕の手元にはほとんど写真が残っていません。もしこれを読んでいたら、僕に写真を送ってください!(笑) つい、自分のインターネットの思い出に浸ってしまいましたが、この年表企画を読みながら、みなさんも「懐かしい!」「よくそのサイト見てた!」「え、今使っているサービスって実はこんな昔から?」と楽しんでいただけたら嬉しいです。

    こうしてインターネットとウェブの急成長の歴史を振り返ってから、前述のロンドン五輪開会式の映像を見ると、鳥肌が立ってしまうはず。ティム・バーナーズ=リーは会場から「This is for everyone」と実際にツイートするのですが、それは「オリンピックがみんなの為にある」という意味だけではなく、29年前にWWWの技術について、なんの権利も主張せず、フリーで全世界にこの技術を発表し共有したティムの思いも込められていたのではないでしょうか。これからのインターネットがどう進化していくのか、楽しみです。

    福島大慶(本誌担当編集)
    本誌ではオンラインショッピングの企画も担当。実際に海外通販をしまくってページを作りました。それにしても買いすぎた……。みなさんも衝動買いにはご注意を。
    お取り寄せ企画の調理と盛り付けも自分たちで。調理はほんの少しだけとはいえ、完成した料理がこうもおいしいと、ちょっと料理が上手くなった気がして幸福感×2!


    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-881-1/

    レビューや検索より確かなのは、やっぱり人に聞くこと。 From Editors 2 No. 881 | マガジンワールド

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    From Editors 2

    レビューや検索より確かなのは、やっぱり人に聞くこと。

    「あなたのオススメのVOD作品は?」。最新号「インターネットで何してる?」内の企画「L.O.V.E.V.O.D.」では、この質問を携え31人に話を聞いてまわりました。映画に限らず、ドラマ、ドキュメンタリー…etc.とジャンルの幅が広く、とにかく膨大な数があるVOD(ビデオ・オン・デマンド)では、実際何を観たらいいのか? というのが難しいところ。レビューを見てもなんだか決め手に欠けるし、ドラマなどのシリーズものは面白いかどうかの判断がつくまでそれなりの時間が必要で一旦観始めたら取り返しがつかないし……と、普及したがゆえの選びの難しさがあるなと。ならば、そのガイドを作ってみようというのが、この企画の発端。映画好きを中心に僕らが気になる著名人に、好きなVOD作品について話を聞いてみると、気になってはいたけれど「へえ、そんな作品だったんだ」とか、既に観たことのある作品でも「そういう観方があったのか」と、膝を打つことばかりでした。

    特に印象深かったのが、ドラマ『マンダロリアン』について語ってくれたダースレイダーさんの取材。僕個人としても配信開始と同時にこれ観たさに「ディズニープラス」に入会し、既に何度か観返した作品だったのですが、「ハエのようにヒュンヒュン飛び回ってたTIEファイターも、ここに舞い降りたらたった1機でも超凶悪な兵器」(詳しくは本誌にて)という一言に、ブラスターで頭を撃ち抜かれたような衝撃があった。取材後に当然のごとくもう一周してみると、同じ作品でもまた深い観方ができたような気がしたのでした。何度も観たことがある作品でも、自分とは違う観方をしている人の話を聞いてみると、新鮮な感覚で観直すことができるのだなと。他にも、脚本家・西田征史さんが薦めてくれたドキュメンタリー3本はどれもドラマ以上のハラハラがあったし、俳優・高良健吾さんイチオシの『バスターのバラード』は、どうしてもっと早くこの作品に出合えなかったのかと、後悔するレベルで面白い!

    VODにおいてマイリストは固定しがちですが、こうやって自分が行き着かないであろう作品について聞いてみると、いかに自分が狭い世界でものを見ていたかということに気づかされるし、素直にその作品を観たくなる。これは何もVODに限ったことではなく、インターネット全般に言えることですが、やはり検索には限界があるのです。自由に楽しめるインターネットの世界だからこそ、確かなセンスを持った人の意見に耳を傾けようと集めた全153作品。もちろん全て観るには一ヶ月どころか、途方もない時間がかかるけれど、この中から、彼らのように熱っぽく誰かに薦められるマイ・エッセンシャルを、1つでも見つけてもらえたら幸いです。ちなみに僕のエッセンシャルは、先述の『マンダロリアン』(ディズニープラス)、『THE BOYS』(Amazon Prime Video)、『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』(Amazon Prime Video)というSFドラマの三傑。『ザ・ループ〜』以外は本誌で詳しく紹介されているので、ぜひそちらを参考に!

    角田貴宏(本誌担当編集)
    『ザ・ループ TALES FROM THE LOOP』は、同名のイラスト集を基に作られたドラマ。いかにもSFチックなドロイドが牧歌的な風景に存在する世界観が新鮮だし、登場人物がことごとく救われない感じで終わるストーリーがたまらない。
    これを機に遅ればせながら我が家にも「Fire Stick TV」を導入。そもそも地上波でもNHKかBSのドキュメンタリーしか観ていなかったので、様々なドキュメンタリーをいつでも観られることに感動しきり。引き続きVOD漬けの日々は終わらない。


    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-editors-881-2/

    What are you curious about on the internet? POPEYE Issue 881 | マガジンワールド

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    What is POPEYE magazine?

    POPEYE magazine is the “Magazine for City Boys”. The founders printed this on the cover of the magazine when it debuted in 1976. What’s a “city boy”? The term doesn’t appear in the dictionary and no expert panel could define it. So we felt we should explore every aspect of what this “city boy” might be. After decades of debate, it still makes for a topic of lively discussion. It can be a style or a way of thinking. To get an idea of what makes a city boy, read POPEYE magazine.

    POPEYE magazineFounded: 1976Type: Monthly (on sale from the 10th of every month)Readership: ages 25 to 35  – and anyone who thinks of himself as a city boyTopics: fashion, food, outdoor activities, travel and life in our favorite cities New York, Paris, London and Tokyo

    Inquiries: https://magazineworld.jp/info/faq/

    Issue 881What are you curious about on the internet?

    You know, we love walking in the streets, prefer reading physical books to e-books, and shop at stores, rather than online. If this is the case, then, you may be wondering why we have made this issue.
    The answer is, not because we’re spending more time at home nowadays, but simply that we enjoy browsing online shops, staying up late and watching Netflix, and feeling amused at some funny images sent by friends.
    Anyway, we thought it would be interesting to learn more about the internet and find out how can it be used, seriously. What’s inside:
    • LET’S SHOP ONLINE
    • 25 YEARS OF INTERNET HISTORY
    • INTERNET FIELDWORK
    • L.O.V.E.V.O.D.

    + many more regular features, including POPxEYE and popeye notes.



    https://magazineworld.jp/popeye/popeye-english/english-881/

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